鑑定後記
これまで幾度となく恋のお悩みを占ってきましたが
その経験から得た揺るぎない思いというものが私にはあります。
今日はその確固たるもののひとつを綴っておきます。
必要な人の元に届いてくれることを願って。
恋愛は、お互いが想い合っているからといってすべてがすべて結ばれるわけではなく
下手したら実を結ぶことのできない相思相愛のほうが多いんじゃないかとさえ思えるのです。
そして形にできなかった想いほど褪せることを知らないのではないのかと。
ふたりの時を重ねていくことのできる立ち位置も素敵だけれど
「忘れえぬひと」という立場に言い難い魅力を感じてならないのは
私が業の深い人間だからなのでしょうか。
人にはそれぞれ背負わなければならいさだめというものがあり、
どんなに抗おうと太刀打ちできない現実も存在します。
惚れた腫れたの想いのまま生きていかれるなんてほぼキセキの域なのでしょう。
泣く泣く背を向けることのなんと多いことよ。
それでも、成就しない恋にただ涙するだけの日々は悲しい。
占っていると見えるものがあるのです。
隣で微笑む人にはなれなかったけれど、相手の想いに包まれているという人は確かにいるのです。
そんな人に私は必ずお伝えしています。
どうかどうか凛として「忘れえぬひと」であり続けてください、と。
そして想いが叶って結ばれた人はそのキセキをどうかどうか大切にしてほしいと付け加えて久々の更新をおしまいにしますね。
近いうちにまた書きます。
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